新潟の和菓子店
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![]() 今の修学旅行は事前にお土産リストを貰いその中から選んでお小遣いを決めるらしいのです。 海外旅行のお土産を事前に申し込むのと似たような感じです。 我が家はお店をやっているので、働いてくださっている方にも買ってくるようにいいました。 「働いてくれている人たちがいるから、ご飯が食べれるんだよ 働いて下さらなければママ達でけではとてもやっていけないんだから。大切にしなきゃね」と。 予算は全部で5000円。自分のもの、祖父祖母、いとこ達、彼なりに考えて、この起き上がり小法師を沢山買ってきて一人一人に配っていました。 「僕の家は他の家と違うから」と彼なりに納得してお小遣い配分をしたのではと思います。 まあ合格です。 昨日、中学生の女の子が「和菓子やさんになるにはどうしたらなれますか?」と お店にご来店されました。まだお若いのに和菓子に興味を持っていること自体珍しいのに そのために真剣に高校の進路まで考えて質問してくださったのです。 健康的で優秀そうで所謂容姿端麗の彼女。どうみても人前に出る仕事が似合いそう。 「早く自分の目標を決めるのはいいことだと思うけど、そこまでにはまだ時間があるから、 もっと自分に投資して、自分の中の引き出しを沢山作ってからの方がいいんじゃない」 と答えました。 「高校生といえば楽しいこと山積み。沢山遊んで勉強して、友達作って・・・。でも茶道だけは いい先生について勉強しておいた方が、どんな世界に飛び込んでも役にたつから。 習い事は数時間、たったそれだけの時間が当たり前になるのにはやはり時間がかかるから、 そこだけは早く始めた方がいいわね。そこで全国のお菓子屋さんのお菓子を勉強出るし、 所作、おもてなしの心、着物の着付けから、日本の伝統文化の成り立ちを勉強できるしね。」 新潟にある製菓学校もほとんどが洋菓子希望で、和菓子希望の生徒さんは極僅か。 その生徒さんは実家が和菓子店を営んでいる跡継ぎ。 世の中の趣向が洋風に流れている以上洋菓子の魅力にはあらがえません。 でも茶道が続く限り、和菓子は絶対に残ることができるのです。 競技人口が少なければ、あっという間に大会に出場できるのと一緒で、歯車の一つではなく 大切な人材になれる。和菓子の世界は魅力的で、しかも奥が深い。 自分に力だけで勝負を賭けられる世界です。 その中学生はとても魅力的でどこの世界でも活躍できそうなオーラをもっていました。 そういう魅力的見えるお店になったのかしらと、少し嬉しく、その女の子の眩しいばかりの笑顔に 忙しいく単調な仕事に力をもらいました。 もっと、魅力的なるお菓子屋さんになりたいですね。
by nimuraya
| 2008-06-29 07:09
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