新潟の和菓子店
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いよいよ女性が一番楽しみにしているひな祭りです。 「砂丘館」の二階は「佐藤シン」さんの集められた雛人形が沢山ならんでいました。 享保雛から始まり明治、大正、昭和初期までそれぞれの時代を感じられる贅沢な人形達です。 当時の新潟の芸妓さんを代表する「佐藤シン」さんを大正天皇の伯父様にあたる方が見初め 東京に見受けされた際集めたものらしいです。 皆様ご存知の通り ひな祭りは中国古来、重なる月日は悪いことが起こりやすいという 重日思想の考え方で、五節句 1月7日 3月3日 5月5日 7月7日 9月9日と同じ 厄除けや禊の行事を行い 逆に神の協力な力を得ようとする節句です。 今でも京都の「曲水の宴」と言われ下鴨神社で行われている 上流から杯が流れている間に詠むという遊び 平安の雅から始まりました。 それから 今で言う「ぬいぐるみ」に悪いものをに映して子供の健やかな成長を祝うようになり 子供の傍においた這う子などが始まりだそうです。 江戸中期に入って庶民に広がり段飾りなどが作られるようになり 段々派手になっていったのだそうです。 所謂 お内裏様 お雛様のお顔は写真に残しませんでした。 是非一度「砂丘館」へ行かれて、 新潟の情緒「花街」に生きた女性の足跡をご覧になってください。 当店の雛菓子もあとわずかになって参りました。 今の保育園では「桜餅」を米を蒸してから「手で細工する」ため 衛生上良くないと子供たちに食べさせなかたり、 甘酒の代わりに白い乳酸菌飲料を飲ませたりする所もあります。 「伝統は実用と文化が備わったもの」だから続いてくるのです。 形だけのひな祭りでは子供達が受け継いでくれるでしょうか? 「にむらや」に桜餅は乾燥させた「道明寺粉」を使わず、生のもち米を半摺りにして とても美味しい漉し餡を包んでいます。 皮の滑らかさと餡の甘さ、櫻の葉の塩加減が絶妙です。 是非お召し上がりください。
by nimuraya
| 2008-02-20 12:08
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