新潟の和菓子店
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仕事を終え夕食の用意をし 時間に間に合うように早足でどっぺり坂を登ると 旧日銀支店長宅を改装した「砂丘館」がライトアップされて佇んでいます。 静かで落ち着いた玄関を開けるとこのしつらいが待っていました。 何回か足を運んだはずの「砂丘館」。 いつもよりずっと 時代を間違えたかのようなゆっくりとした時間が流れていました。 今日も「しつらい教室」のご報告です。 今日は「七五三」がテーマでした。 いろいろな行事が中国からの影響がある中で「七五三」は日本独自の行事です。 徳川家光の三男 徳松 後の綱吉が体が弱かったことから 成長を祝って始まった行事だそうです。 この時期 神社は着飾った子供達が沢山訪れています。 子供一人に両親、おじいちゃん、おばあちゃんがもしかしたら二組。 誰のためのお宮参りかわからなくなってきた感もする近頃の七五三ですが 本来は「お祝いによって成長を本人に自覚させ大人の過保護も戒める」 という意味が込めれているようです。 「にむらや」では七五三のお祝いにお赤飯の注文がきます。 お赤飯の赤は魔よけの意味もあります。 七五三につきものの千歳飴は今では写真館で貰うものになったようで 残念ながら今は店頭には置いてありません。 長い飴は長寿を 袋は紙=神にも通じ全て意味のあることなのですが、 近頃はキャラクター物の方が人気があるようです。 三歳は「髪置きの儀」 男子は頭髪を伸ばし始める時期で白髪綿をかぶせ長生きを祈ったそうです。 女子は紐落としといい付紐をとり魂が外に出ないように帯に替えるのだそうです。 五歳は「袴着の儀」 男子が碁盤の上に乗り四方に向かいて勝負に勝つことを願うそうです。 扇子は守り刀の意。 ちなみに今の皇太子様はこの儀式をされたそうですが、秋篠宮様は行われなったそうです。 でも昨年愛子様はこの袴着の儀を行いました。さあ秋篠宮の男子はこの儀を行うのでしょうか。 7歳は帯解の儀 女子は身八つをふさぎ小袖にすることで魂を内にし身を守り付け帯から幅広帯へと替わる ということです。 同じお祝いでも意味を知って行った方が 子供の為にも自分自身の為にもより楽しくお祝いが出来ると思います。 神を崇め感謝し日本古来の考え方周到できる行事はとても重要だと思います。 和菓子はその行事に必ず関係しています。 神へのお供えの意味が強いのですが・・・ だから和菓子は楽しいのです。
by nimuraya
| 2007-11-09 23:44
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