新潟の和菓子店
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器を作る際、出る屑を焼いたものだそうです。箸置き、小皿と銘がありました。 「わざわざお越しいただきましてありがとうございます。まず一休みしてください」 という気持ちでにむらやではご来店頂くとお茶と小さななお菓子をお出しします。 その器に調度いいと思い購入しました。どんなものでもアイディア次第ですね。 さて ある地方の業界新聞なのですがちょっとショックな新聞記事がありました。 「仏壇のお供え物 盆菓子などは捨てるものなのか」 記者の言い分はこうです。 「昔は日本の慣習であるお盆や仏事のお供え物は時が過ぎると、下ろし亡き故人を偲んで おやつ代わりに口にしたものだ。しかし現在特に量販店、スーパー、CVSで販売されている これらのお盆菓子はあまりに粗悪品。捨てる商品を仏様にお供えするのは忍びない どうせ捨てるもの、飾り物としてより安いものを販売しているのではないか」 そこに反論が来ました。スーパーの若いバイヤーさんです。 「私達も一生懸命消費者に喜ばれるよう工夫努力して販売しています。 飾り物と食べる商品の見分けはついています。 飾り物のお盆菓子にお金をかけるのは無駄です」 最後に記者は反論しています。 「盆菓子は決して仏壇の単なる飾り物ではない」「日本の数ある伝統的な年中行事の中で比較的欠かさず行われているものは盆と正月。とても生活に密着した行事である。13日に祖先の墓前に迎え火を焚き、祖霊を我が家にお迎えし、季節の食べ物や故人の生前好んだお花、品を仏前にお供えし、お下がりを家族全員で故人を偲びながら分け合って食べ、16日祖霊を送り出す。これがお盆のしきたりだ。 これらの伝統的な行事を年配者はしっかり教える必要がある」 と締め括っていました。 私のブログを読んで下さる皆様は、 この様な、物に対しての関わり方をする方いらっしゃらないと思います。 でも今年、実際わざわざにむらやを選んでご来店いただいてるお客様でも 「どうせ捨てるから」という声を聞きました。 お客様の一人の意見の裏側には30人(?)の同じ考え方の人がいるといいます。 もうすぐお彼岸もやってきます。 「おはぎをたべる日」ぐらいならかわいいですが お彼岸の意味すらわからず 「学校が休みの日」なんて我が子供達に言われたら恥ずかしいので もちろん教えますが、とても淋しくなりました。
by nimuraya
| 2007-09-07 15:29
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